Seikatsu-sha's Pens

よくあるご質問
1問3答 

普段よくいただくご質問を以下にまとめてみました。ご参考にしてください。
1)ペン先F、M、B(太さ)の意味について
2)外国製の万年筆のペン先の太さについて(国産との比較から)
3)カートリッジ・コンバータ両用式と吸入式について
4)ペン先の18金、14金について
5)ローラーボールとボールペンの違いについて
6)筆記具の『生涯保証』について
7)いま使用中のペン先交換について
8)ペン先の『カリカリ』感と『滑らかなペン先』について
9)生活舎の名入れについて

質問1)万年筆の商品説明の中に、ペン先F、M、Bってありますが、これはどういう意味ですか?

ペン先には、それぞれに文字の太さの好みに応じて、複数のペン先の種類が用意されています。最も細いものから順に、
EF(極細)→F(細)→M(中)→B(太)→BB(極太)となっています。
万年筆の醍醐味(だいごみ)は太字にあるとも言えます。最近は、ペン先の滑らかさがしっかりと実感できるMやBも人気があります。戻る



質問2)外国製の万年筆は、国産のものと比べると太いと言われていますが、本当ですか?

輸入筆記具(欧米)の太さは、国産の万年筆(パイロットなど)より、同じ太さの表示がされていても若干太めであることを留意してください。例えば、国産と同じEFでも、輸入筆記具の方が若干太めです。そもそも輸入筆記具は、アルファベットを表記するために生まれたもの。ですから、輸入筆記具は、アルファベットより緻密な漢字を表記する国産の万年筆より、総じて少し太いのが特徴です。また、生産国やメーカーによっても基準が微妙に異なっています。
もし、贈り物として<万年筆>をとお考えで、そのお相手の太さの好みが分からないのでしたら、まずは<F>をお選びになることが無難でしょう。輸入筆記具の<F>は、国産の中字よりやや細めになります。戻る



質問3)カートリッジ・コンバータ両用式って何ですか?また吸入式とは?

一般的には、カートリッジとコンバータ(右下写真)の両方が使えるタイプ両用式と呼んでいます。コンバータとは、インクの吸入器のことで、ねじ式のピストンを回転させることによって、ボトルインクから直接インクを吸入し使用することができます。(例えば、パーカー・デュオフォールドクロス・タウンゼントウォーターマン・リエゾンおよびカレンはその代表です)カートリッジ・コンバータ両用式の万年筆には、購入時にコンバータが付属しています。

また、吸入式とは、万年筆の胴軸部分の内部がインクのリザーブタンクとなっており、尻軸の部分を回すことによって、インクを吸入し使用することができます。吸入式は、総じて、大量のインクを蓄えることができ、一度のインク吸入で長時間の使用に耐えることができます。(例えば、ペリカン#800アウロラ・オプティマはその代表です)

生活舎では、カートリッジ専用の万年筆よりはコンバータの使用または吸入式をお使いいただくことをお薦めしています。その理由は、インク吸入といった行為によって、ペン芯に固着したインク、微細なホコリ等を除去することにもつながり、万年筆をより良いコンディションに保つといった効果があるからです。戻る



質問4)ペン先の18金、14金って何ですか?またゴールドプレート仕上げって何ですか?

30代以降の方でしたら、ご経験がおありの方もいらっしゃるかと思いますが、むかし学習雑誌(中学◯年生とか中学◯年コースといった)にフロクとしてもらった万年筆をしばらく使わずに半年か1年ほど経過して取り出してみると、ペン先にサビが発生していて使えなかったなんて事がありました。インクに含まれる物質がペン先の金属(鉄など)を腐食させてしまったのです。
万年筆は、こうした問題を『金』といった化学的に安定した金属をペン先に混ぜることによって、インクからの腐食を防ごうとしています。
また、ゴールドプレートは金メッキですから、キズなどにより内部の金属が露出した状態となるとインクによって腐食されやすくなります。ペン先は、やはり14金以上をお選びいただくことをお薦めします。ウォーターマン・プレファスパーカー・ソネットは、18金ペン先を使用している中では、他と比較するとかなり値ごろ感があります。戻る



質問5)ローラーボールとボールペンってどう違うのですか?

一般的は、ローラーボールは水性ボールペンを指し、油性のボールペンと区別しています。ボールペンは、多くの場合、胴軸をツイスト(ヒネル)するかノックしてボールペン芯を出し入れしますが、ローラーボールは、万年筆のようにキャップ式になっているのが特徴です。
また、クロス・タウンゼントシリーズのローラーボールは、ローリングセレクチップと呼ばれていますが、水性ボールペン替芯だけでなく、専用の油性ボールペン替芯(通常のクロス・ボールペン替芯と異なりますのでご注意ください)も用意されていることが特徴です。戻る



質問6)クロスやパーカーの保証書で『生涯保証』と書かれていますが、この保証の範囲はどこまでですか?

多くの筆記具メーカーは、最初のペンの所有者の生涯を通じての筆記具の素材・加工上の欠陥に起因する故障に対して、無条件に保証を付けています。ですから、落下や事故による損傷や磨耗を除き、所有者は保証を受けることができます。ただし、ペン先の調整やインク固着および他社製のインクを使用したことによって筆記具の素材が変質したなどの場合は、所有者ご本人の管理に問題があるということになりますので、保証対象外となりますのでご注意ください。
これら『生涯保証』を唱っているメーカーは、クロスウォーターマンパーカーペリカンアウロラ、シェーファー、オマスなどです。
モンブランやモンテグラッパ、ファーバーカステルは、その保証期間を1年に限定しています。戻る



質問7)ずっと使用していて、最近ペン先が太く感じるようになってきました。いま使っているペンの胴軸を活かしてペン先だけを交換することはできませんか?

最近、同様のお問合せが多くなっています。もちろん、ペン先だけの交換は可能です。しかしながら、生活舎としてはあまり推奨していません。その理由は、部品としてのペン先の価格は、本体価格(標準価格)の約40%から60%なのです。例えば、パーカー・ソネット・プルミエ万年筆の18金ペン先の価格は、標準価格\30,000-\15,000に対して\10,000。モンブラン#149万年筆(18金プラチナ装飾)は、標準価格\65,000に対し\41,000もします。おそらく、ペン先は貴金属扱いとなっており、万年筆の価格の半分程度のウエイトを占めています。それに交換手数料(\1,000-\2,000)が加算されるということを考慮すると、<生活舎の万年筆>で新品を購入したほうが、より賢明だと思われる方も多いかと思います。戻る 


質問8)やわらかいペン先=滑らかなペン先のことなのですか?硬いペン先は『カリカリ』としたイメージがあるのですが。

ほとんどのお客様が、<滑らかなペン先>を求めています。そして多くの方が、<やわらかいペン先=滑らかなペン先>と誤解されていらっしゃいます。

『滑らかなペン先』=『軟らかいペン先』
または『滑らかなペン先』=『硬いペン先』ではありません。

<滑らかなペン先>の要因は、
●インクの出が適度に良好であること。(インク出)
●ペン先のポイントが適度に磨耗され、滑らかな状態になっていること。(ペン先のポイントの状態)
紙の表面が適度に滑らかで、インクを適度に吸収していること。(紙の表面が粗く、吸湿性の非常に強い紙は、多くの場合、ペン先に『カリカリ』感を感じてしまいます。)

の3つの要因が挙げられます。
新品のペン先は、製造過程でペン先のポイントの表面を研摩して出荷されますが、やはりオーナーの方が、使い込みながら、自分のペンに仕上げていくことが大切です。それは、例えば、新品の靴にも『慣らし(ならし)』が必要な事と同じです。戻る 

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