Seikatsu-sha's Pens

ファーバーカステル・アンバー万年筆(琥珀)タイトル

ファーバーカステル・アンバー(琥珀)万年筆2004年3月、ファーバーカステルより、伯爵コレクション2004年限定モデル『アンバー(琥珀)万年筆』が年間限定生産品として発売されます。(2003年はスネークウッド万年筆

ロシア第2の都市サンクトペテルブルグ市から車で南へ約1時間、プーシキンという街にあるエカテリーナ宮殿。かつてロマノフ家が夏の別荘として利用したこの宮殿の中に『琥珀の間』はあります。この『琥珀の間』は、1716年にプロイセン王フリードリヒ・ウィルヘルム1世がロシア皇帝ピョートル大帝へ贈った荘厳かつ華麗な贈り物でした。壁面全体に金箔を張り、約6トンもの膨大な量の琥珀が埋め込められ、10年をかけて当時の選りすぐられたヨーロッパの職人によって彫刻が施されました。
1941年冬、ナチス・ドイツはレニングラード(現サンクトペテルブルエカテリーナ宮殿・琥珀の間グ)へ侵攻しました。レニングラードは872日もの間ナチス・ドイツによって包囲され、エカテリーナ宮殿はナチス・ドイツの破壊と略奪にさらされました。そして1944年1月、ソ連の大攻勢によりナチス・ドイツのレニングラードからの退却が始まりました。その退却のさ中、1人のナチスの美術将校が率いる6名の兵士によって、36時間というわずかな間に部屋全体の6トンもの琥珀はそのすべてが剥ぎ取られ、どこかへ持ち去られました。略奪された琥珀がどこへ持ち去られたのかいまも謎です。
戦後、『琥珀の間』の復元と修復は、旧ソ連、現ロシアを通じて国家的な悲願となりました。1979年、当時のソ連は国家プロジェクトとして復元することを決定、785万ドルの国家予算を投じました。さらに99年にはドイツの企業から350万ドルの資金導入に成功し、そして遂に2003年4月、サンクトペテルグルグ建都300年に併せ24年の歳月をかけた復元と修復が完成しました。(参考文献サイト)
※アンバー(琥珀)は、およそ4千万〜6千万年前の樹木の樹液が永い時間をかけて硬くなった、いわば樹液の化石です。アンバーの語源はアラビア語『香気を放つ物質(龍涎香:りゅうぜんこう)』という意で、ドイツ語では『燃える石(Bernstein)』と呼ばれています。
※エカテリーナ宮殿は、イタリア出身の建築家 Francesco Bartolomeo Rastrelli(1700-1771)によって設計され1756年完成。1791年6月、日本人には馴染み深い大黒屋光太夫(1751−1828)が帰国を直訴するために時の女帝エカテリーナ2世 (1729-1796)に謁見を許されたのもこのエカテリーナ宮殿とされています。


ファーバーカステルアンバー(琥珀)万年筆』は、その『琥珀の間』修復作業に実際ファーバーカステル・アンバー(琥珀)万年筆の胴軸にかかわった職人の経験と技が活かされた逸品です。最高品質の琥珀(アンバー)をボディの形にそって一つ一つリング状に加工し磨いた後、プラチナコーティングのリングの間に挟むという複雑な工程を経て造られています。この二つの素材の絶妙なコンビネーションにより、クールな質感と暖かみのある色合いが交互に表現されています。光の角度によって微妙に色合いが変わる琥珀の模様の組み合わせは、世界に1本しかない万年筆を作りだしています。細部にまで行き届いた高い工芸技術は、ロシアの芸術都市、サンクトペテンブルグ郊外にあるエカテリーナ宮殿内の『琥珀の間』の修復に携わった職人による、精巧ファーバーカステル・アンバー(琥珀)万年筆の尻軸な細工技術と熟練した経験の上に支えられています。この万年筆が2004年の年間限定生産品であることと、サンクトペテンブルグの工房で作られたことを証明するため、工房の責任者であるBoris Igdalov氏のサインが記された証明書が付属しています。
さらに当万年筆は、コンバータ内蔵の吸入式となっており、そのインク量は外から確認できるようグリップの窓から中を覗くことができるようになっています。そして吸入時の回転部分は、誤って回転させてインク漏れを起こすことを防ぐためのキャップ(プラチナコーティング)で保護されています。ペン先は大きめのマグナムサイズ(※ファーバーカステル・オリーブ万年筆240周年記念モデルと同様)で18金ロジウムコーティング仕上げ。ただし日本での発売はMまたはBのみのペン先となります。

ファーバーカステル・アンバー(琥珀)万年筆

ファーバーカステル・アンバー(琥珀)万年筆

ファーバーカステル伯爵コレクション
2004年限定モデル
アンバー万年筆
サイズ:138mm(キャップ閉装着時)、180mm(キャップ開装着時)
軸径:14mm、重量75g
胴軸:天然琥珀(くり抜き加工)、
プラチナコーティングのリングのコンビネーション
ピストン吸入式(コンバータ内蔵)
ペン先:
マグナムサイズの18金ロジウム装飾のみ
ふたに琥珀が埋め込まれた高級木箱入り
標準価格\315,000(税込)完売しました。
(日本全国送料一律\800別途)


ご注文の方法

ファーバーカステル・アンバー(琥珀)万年筆の天冠
※ファーバーカステル社の諸事情
(当商品は1本1本の製造にかなりの時間と労力がかかる=高コスト)
により
発売予定は当初の3月から6月へ延期されました。
また本国ドイツでは、当商品はユーロ価格にして
約30万円の希望小売価格がつけられております。
日本での発売開始予定は04年6月となってはおりますが、
発売開始以前に、ご予約をいただいたほうが、お手元に届く時間が早まるかと思われます。
なお、ご予約は
ご注文フォームより承ります。
なお、
クレジットカードでお支払いご希望の場合は
カード番号を入力する必要はございません

生活舎の万年筆。
ファーバーカステル・アンバー万年筆(琥珀)の木箱

参考文献:
ツァールスコエ・セロ博物館のホームページ(英語)、
Visitor information から入ってみましょう。なかなかいい音楽を使っています。
http://www.tzar.ru/eamber/?from=1stno

略奪された『琥珀』についてのミステリー(英語)
http://www.ovationtv.com/artszone/programs/amber/story.html

『琥珀の間』の修復完了を伝えるロシア・プラウダ紙のホームページ(英語)
http://english.pravda.ru/science/19/95/380/9957_amberroom.html

ペン先の種類
ご注文の方法
ファーバーカステル表紙

または


生活舎の名入れはクオリティが違います!

メーカー・オリジナルの
包装紙を使用した
ご好評のラッピング

3/3更新よくあるご質問
1問3答